こんにちは。
きよなり社会保険労務士事務所の古川です。

 

最近はデジタルマネーの普及が目覚ましいですね。
政府も目標値を掲げてキャッシュレス化を推進しているというニュースは耳にしたことがありました。

 

キャッシュレスと言えばクレジットカードとSUGOCAを利用するぐらいの私にとって
そのニュースを聞いたときは、そうなんだ~と思うぐらいでした。

 

ですが先日、デジタルマネーでの給与支払いへの規制緩和が遅れているという記事を目にしました。

記事を読むと昨年末ごろから規制緩和の検討が行われているとのことでした。

給与支払いと聞くと急に身近に感じられ、キャッシュレス化ってここまで来ているのかと驚きました。

 

政府としてはキャッスレス化を推し進める一環としてデジタルマネーでの給与支払いを2019年度の実現を目指しているとのことですが、
デジタルマネーの事業者が倒産した場合の対応などさまざまな問題があるようです。

 

賃金は労働基準法で「通貨で、直接労働者にその全額を支払わなければならない」と規定されています。
例外的に認められているのが口座振り込みです。

 

口座振り込みがはじまったのは1969年頃からだそうです。それから50年。

法律では例外的とはいうものの、今では給与支払いは口座振り込みが主流になっていますよね。

それを考えると技術の進歩や時代の流れとともに数年後にはデジタルマネーでの給与支払いが主流になっているのかもしれませんね。。

 

キャッスレス化に疎い私ですが、時代の流れに乗れるようスマホ決済アプリなどの利用を考えてみようかなと思いました。
これから現制度の見直しや新しい制度、仕組み作りなどさまざまなことが行われそうです。
注目していきたいと思います。