こんにちは。きよなり社会保険労務士事務所の山本です。

 

 

「行政手続コスト削減のための基本計画」では電子申請の推進が掲げられていましたが、具体的な方針が打ち出されました。

注目は大法人(資本金1億円を超える法人)の保険手続に関する電子申請の義務化です。

該当する企業は平成32年4月の義務化に向けて、
電子申請に対応できるよう準備が求められます。

なお、社会保険労務士や社会保険労務士法人へ社会保険の事務手続きを委託しているときには、委託を受けた社労士についても電子申請で行うことが義務化されます。

 

当社も電子申請で行っている手続きがほとんどです。
でも、以前社労士のシステムの座談会に出席したときに、
電子申請をしていない社労士事務所が多かったのに驚いたことがあります。

 

電子申請はわざわざ窓口まで行かなくていいので本当に時短にもなりますし、
生産性の面では有効なものだと思います。


ただ、電子申請ならではの、使い勝手の悪さもあります。
漢字によっては電子で出来ないものもあったり、
入力の不備でエラーで何度も返戻されているけど、どこが悪いのか分かりづらく、
なかなか申請がスムーズにいかなかったり…
電子申請の癖になれる必要があるかな。とも思います。

 

それでもやはり今や欠かせないものです。
今後、もっと電子申請できる種類が増える事を期待しています。