こんにちは、きよなり社会保険労務士事務所の坂戸です。
先日、友人の結婚式に参列してきました。地元の人同士の結婚でゲストも知り合いが多く、アットホームな素敵な披露宴でした。最近の結婚式はプロジェクションマッピングなども使用されていて、びっくりしました。

そんな中…夫婦と言えば家庭内での役割分担も必要です。
先日の新聞に“共働きパパの悩みと本音”という働くパパ4人の座談会という内容のものが載っていました。

【Aさんは朝早く仕事に行き、夕方早く仕事を切り上げて子どもを保育園に迎えに行くのを6年間しているとのこと。Bさんは毎朝6時に子どもに起こされ、朝ごはんを作り、洗濯物をたたんでから出勤、帰って洗濯物を干して茶碗洗いをする。Cさんは2人で働いてるときはどちらか早い方が保育園に子どもを迎えにいき、寝かしつけまで子どものお世話に1人が集中する。Dさんは保育園の送り迎えを週1-2担当、平日朝、土日夕はご飯を作る。】
というものでした。この4人のパパは奥様と家事分担がしっかりできていて、ほんとにすごいなと思います。

 
Aさんは、仕事がないときなど子どもをたまにお風呂に入れたり自分では結構していると思っていたところ、妻から「できる時、たまに、では戦力として計算できない!」と言われ、それからはきちんと分担しようとしている、とのこと。

私は同じママとしてこの言葉に共感を持てました。イクメン、イクメンと言われている時代、“たまに”や“できるとき”だけの人も総括してイクメンなの?と思う時もあり、妻の本音や悩みがたまにないがしろにされているような気がしてならなかったからです。(もちろん、仕事が忙しいご夫婦もいらっしゃって、物理的にたまにやできる時にしか家事育児に参加できない方もいらっしゃることは承知しております。)

自分のことをイクメンと思うか、との質問にこの4人はしばらく黙った後、揃って「共働きなら家事育児をやらないなんて考えられない」と答えたそう。


共働き世帯は増える一方で、2017年には専業主婦世帯の倍近い数になったそうです。

私は共働き世帯が毎日働きながら子育てをするためには、職場の労働時間への理解が大切だと思います。一方が短時間勤務で時間的に余裕があり家事育児ができたとしても、一方が長時間労働だと一方の総負担が大きくなるからです。夫婦それぞれの生活が円滑に送れるような働き方改革を政府は進めてほしいなと願います。