こんにちは。きよなり社会保険労務士事務所の原田です。

「働き方改革」という言葉を最近新聞やテレビでよく見かけます。
先日新聞に、教員の働き方改革についての記事が出ていました。

教員の場合、中学生や高校生などは部活動の顧問をもつかどうかによって業務がだいぶ変わってきます。
私の娘も中学生で運動の部活動をしていますが、朝練はないものの、毎日夜18~19時までは練習、土日のどちらかは試合、と忙しい日々を過ごしています。
基本的に保護者の送迎はない部活ですので、試合の時などは公共の交通機関で移動していますが、顧問の先生は常に引率をしてくださっています。

部活動の指導、顧問において、学校によっては全くの未経験者でも全員顧問という形になれば引き受けざるを得ないこともあります。

そんなことなら外部指導者という形で委託するのがベストなのでは?とも思いますが、
そうなると指導者の確保、保護者への負担増など今までにはなかった問題も考えられます。
自分が学生のころは、何も考えずに部活をしていて先生や親の気持ちなど知らなかったけれど、いざ自分が親の立場になってみると、周りでいろんな人が支えてくれていたのだと改めて感じました。

教員の働き方改革において部活動の在り方は重要課題だと思います。
いつまでも半分ボランティアのような負担が発生したままの部活動が果たしてよいのでしょうか。教員によって考えはいろいろあると思いますが、部活動というものの位置づけ、指針を明確にしていくことで少しでも問題点が解消されたらいいな、と思います。