こんにちは。きよなり社会保険労務士事務所の坂戸です。

 

先日の日経新聞に働き方改革とはトップの明確な関与と現場一人一人の当事者意識が大切だ、一方だけだと働き方改革は進まない、との記事がありました。

 

その会社では“働き方ナカミ改革”というスローガンを掲げ、チームの中で推進するリーダーを任命、業務の見直しを行っているそうです。また、自社でどのように改革を行ったかを情報を共有するサイトを開設した結果、改革意識が一気に浸透したそうです。この会社はRPAやテレワークも積極的に取り入れているとのこと。

 

実際私の知り合いにもテレワークで働いている人がいます。

話を聞くと、“育児との両立がしやすい”“家事・育児をこなした後で会社にいくという時間に追われる圧迫感がない”“時間単位でできるので、妊婦でつわりなどのときに自分のペースで仕事を進められる”と制度自体に好感でした。今まで周りで聞いたことのない働き方だったため、私も関心した記憶があります。

 


現在、企業ではノー残業デーを設けたり、業務は膨大にあるのに残業を減らそう!といった風潮がありますが、一方的なアプローチは生産性がないおろか、精神的・肉体的にも負担がかかるように思います。

“使用者と労働者の関係性”=働き方改革のキーワードになりそうですね。