こんにちは。社会保険労務士の清成です。

10月ももう1/3が過ぎようとしています。

1年1年がだんだん早くなっている気がするのは歳のせいでしょうか。

 

先日、在職老齢年金制度の見直し案が審議会に示されました。

現在は年金と賃金を合わせた月収が47万を超えると年金が減額されます。

働くと年金が減る仕組みが高齢者の就労意欲を抑えている

可能性があると考えられており、見直しを進めているとのことです。

 

最近も顧問先の定年を廃止にする就業規則の変更を提出したばかり、

65歳以上になっても働いている高齢者はますます増加しています。

ただ、中小零細企業では47万を超えると減額されるという意識はなく

年金をしっかりかけていなかった為、働かざるを得ないという方が多いようです。

 

年金改革は進んでいくかと思います。年金受給世代だけでなく

今の現役世代もしっかりと年金を受給できる改革。

「年金掛けてもどうせ私たちがちゃんともらえるかどうかわからないでしょう?」

という質問や愚痴を顧問先から聞かなくてもよいようなしっかりした改革を

進めていってほしいですね。