こんにちは。
きよなり社会保険労務士事務所の古川です。

 

先日、総務省統計局が9月16日の敬老の日を迎えるにあたり「統計からみた我が国の高齢者―敬老の日にちなんでー」を公表しました。
高齢者とは65歳以上の人のことを言うと定義されています。

 

公表の内容によると、2019年9月15日推計で日本の総人口は前年より26万人減少している一方、65歳以上の高齢者の人口は3588万人と前年に比べ32万人増加し、
総人口に占める割合は28.4%と過去最高となったとのことでした。
この割合は今後も上昇を続け、2040年には35.3%になると見込まれているそうです。

 

これに伴い高齢者の就業者数は2018年まで15年連続で増加し、862万人と過去最多となっており、
15歳以上の就業者総数に占める高齢就業者の割合は12.9%と過去最高となっているとのことです。

 

政府は今年の5月に希望する高齢者が70歳まで働けるようにするための高年齢者雇用安定法改正案の骨格を発表しました。
この数字を見ると、これから法改正やさらなる高齢者の雇用環境の整備も必要となってくるのでしょうね。

 

今から70歳まで働く・・・と考えると私は体力的にも気力的にも不安になりますが、
年金支給開始年齢が65歳からとなると、65歳まではそれまでと変わらずに働くということが一般的になるのかもしれませんね。。
色々考えると不安にもなりますが、老後も安心して暮らせるような未来になっているといいなと思います。